upHear Microphone Processing

マイクがもつ本来の可能性を引き出そう

upHearマイク処理が端末に実装されているなら、ユーザーをつなげ、参加せずにはいられない特別なオーディオ体験をお約束します。変化する音響条件になめらかに合わせるよう設計されており、どれほど困難であろうと、当社の技術はユーザーが聞きたいもの、聞きたくないものについて選択肢を提供します。
upHearマイク処理は、背景音の除去から特定音の抽出や没入感のある音声のキャプチャまで広範囲なユースケースを網羅した多種多様な技術を提供しています。

(多重チャンネル)エコーコントロール

スマートスピーカー経由で簡単な割り込みと高品質なコミュニケーションを実現

ビームフォーミング(ビーム形成)

離れた場所の音声拾い上げに関する了解度とSN比の向上

ノイズリダクション(雑音低減)

背景音や雑音に気を取られることなく音声に集中

残響除去

残響する室内での了解度と快適性を向上

オートゲインコントロール(AGC)(自動利得制御)

どの距離からでも一定音量でユーザーの発言を捕捉

空間アップミックス

没入感のある録音の空間分解能を向上

風音低減

風が吹く屋外環境でも最適な音声品質を感知

音声ズーム

没入感のある空間音声の特定音源や生成にリアルタイムで注目

AI対応ノイズリダクション技術

高度なノイズリダクション(雑音低減)技術力と、複雑性の低いAIとが組み合わさったupHear AI対応ノイズリダクションは、複雑性とエネルギーフットプリントを低く抑えたまま高い性能を発揮し、その結果、バッテリー消費量を低く抑えることができます。標準的なCPUとDSP(デジタル信号処理専用プロセッサ)と互換性があるので、特殊な高コストのGPU(画像処理装置)やNPU(AI特化型処理装置)は必要なくなります。この技術は、末端機器やクラウドサービスにでさえ、導入できます。
ハードウェア側の需要が低いにもかかわらず、upHear AI対応ノイズリダクションは、驚きの機能を提供しています。強度が調整できるので、ユーザー自身が背景音をどの程度除去したいか決めることができ、音声信号と臨場感の最適なバランスを見つけることができます。低遅延処理のお陰で、会話が中断されません。upHear AI対応ノイズリダクションは、送信側でも受信側でも使用できます。この技術は独立型モジュールなので、音響フロントエンドで簡単に使用できます。

典型的なアプリケーションシナリオ

VoIP通信: 機器の種類を問わない、低遅延処理で強力なノイズリダクション

コンテンツ作成: ユーザーが指定できる背景音の減衰を用いた最良の音声信号捕捉

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音質向上技術

この技術のお陰で、スマートアシスタントやVoIPアプリケーション用のマイク処理は全く別次元になりました。電話、スピーカー、サウンドバーでの音声が制御された会話だけでなく、最適な了解度を満たす明瞭な音声を実現しています。この統合ソリューションは、干渉やエコーを除去して音声認識を向上させ、明瞭なコミュニケーションを実現します。
高度なエコー制御、ビームフォーミング、ノイズリダクション・アルゴリズムの組み合わせによって、どの環境でもすぐれた音質を実現できます。あらゆる種類の機器と会議ソリューションでなめらかに機能し、卓越したユーザー体験をお届けします。
upHear音質向上機能は、多種多様なマイクとスピーカー一式など、かなり多くのハードウェアに適用でき、計算量要件も満たしている柔軟なソリューションです。

典型的なアプリケーションシナリオ

VoIP通信: 低遅延処理に伴う背景音、音響エコーなどの干渉源を取り除くことで、ありとあらゆる機器で完璧な音声を実現します。

会話アシスタント: 信号が向上したお陰で、厳しい環境でもボイスアシスタントがユーザーの指示を理解できます。

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空間音声マイク処理技術

この技術のお陰で、360°全方位カメラと携帯機器用のサウンドキャプチャが向上しています。音源を高精度でローカライズしながら、周囲の音を録音することで、自然で没入感のある音声を提供します。コンパクトな機器であっても、人工的でない没入感のある音声をキャプチャし、音声了解度を高め、望んだ音声を抽出する能力を備えています。 upHear空間音声マイク処理技術は、捕捉した音声を、サラウンドで没入感のある好まれる音声フォーマットにリアルタイムで作り変えます。ノイズリダクション、ビームフォーミング、残響除去、音声均一化、風音低減、利得制御、音声ズームなどの機能があります。ソリューションは高度にカスタマイズ可能なので、聴衆やユーザーの具体的な好みに合わせることができます。

典型的なアプリケーションシナリオ

通常の録音: 空間音声キャプチャ機能により、録音場所のままの音声体験を再現しやすくしています。

コンサート体験: 風音に悩まされずにライブ演奏を正確に没入感のある形で捉えられます。

コンテンツ作成: 背景音や干渉源を入れずに最適な音声キャプチャができます

音声ズーム: ユーザーの好みに応じた音源の識別向上

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