Makuhari, Tokyo, Japan / 11 16, 2016 - 11 18, 2016
Inter BEE 2016
プロオーディオ部門 /ホール3 /3115
プロオーディオ部門 /ホール3 /3115
Fraunhofer Cingoは、驚異的な現実感と臨場感を生み出す没入型オーディオをVRデバイスおよびアプリケーションに提供します。音声符号化および処理の分野で25年以上の経験を持つフラウンホーファーIISは、VRデバイス、スマートフォン、およびタブレットの分野で、真の没入型サウンドの開発・配信を推進し業界発展の原動力となっています。
Cingoは、頭部の動作を繰り入れながらヘッドホンで3Dオーディオ・コンテンツをレンダリングします。その結果、リスナーは周囲の3次元空間内のいたるところから音源を認識することができます。真の没入型サウンドスケープはどのVR体験においても最重要課題であり、非現実体験を体感する決定的要素となります。
MPEG-H Audioは、ATSC 3.0などの次世代のUHDTV放送システムでインタラクティブ没入型サウンドを可能にします。MPEG-H Audioを採用することで、放送局やストリーミング・サービス業者は未来のビデオ・ストリーミングやTVオーディオを比較的低ビットレートで、かつ大きい費用対効果を上げつつ実現することができます。
MPEG-H Audioシステムは、既存の放送機器やストリーミング機器との互換性が確保されており、ATSC A/342規格案にも採用されています。オブジェクト・ベース・オーディオや没入型オーディオなどの機能により、視聴者は自分の好みに合わせてサウンド・ミックスを調整し、オーディオ体験全体の現実感を高めることができます。また、MPEG-H Audioは一連のデバイスや環境に合わせてサウンドを最適化し、「ユニバーサルな配信」を実現します。